医療事務の勤務形態には、正社員の募集とパートの募集があります。正社員で働く魅力とパートの魅力はそれぞれ違いますのでご説明します。
正社員で働く魅力は、なんといっても雇用が安定していることです。長く腰を落ち着けて働きたい方、一生の仕事にしたいと考えている方は正社員での募集を探して応募すると良いでしょう。
一方、パートとして働く魅力は、時間に融通が効きやすいことです。医療事務として働く方には女性が多いですが、その中には「子供の習い事や体調不良に柔軟に合わせて行動したい」と考える方や、夫の仕事の状況を優先したいという方もいらっしゃいます。そういう方は、パートタイムのアルバイトとして医療事務の仕事をすることで、希望を叶えやすいかもしれません。
医療事務の仕事内容は、受付と会計、そして診療報酬請求業務が主になります。このほかにも医師の横でカルテ記載などを担当して診療を補助する業務が追加される医療機関もあり、また電話対応などの細かい事務作業も加わります。
医療機関での一日の流れを見てみましょう。
まず、朝は診療時間より30分〜1時間ほど早く出勤します。そして、院内の掃除や来院する患者さんの予定を確認し、開院の準備をします。
診療時間が来たら開院し、患者さんを迎え入れます。ここでは受付・案内・会計が主な作業となります。初診の患者さんにはカルテを作成したり、その医療機関の仕組みについて案内したりをします。
診療時間が終了したら、会計を締めて、掃除をし、業務終了です。月初には診療報酬請求業務も。